さまざまな鼻先変形の修正 #6 外鼻弁の損傷 #鼻の修正手術

外鼻弁の損傷(External valve insufficiency)
当院の特徴は、他院で受けた最初の手術がうまくいかず、
修正手術を受けるために来院される方が多いということです。
そのため患者様はさまざまな問題を抱えて来院されますが、
その中でも 「鼻先の変形」は、鼻整形の領域においても
もっとも難しく、結果を出すのも容易ではない分野です。
その理由は、 「鼻先の変形」が
i) その形が非常に多様で、3次元的に変形が現れるため複合的です。
ii) 発生の過程と原因も複合的で、 「拘縮」、「繰り返した手術による鼻尖軟骨の損傷と変形」、「炎症」
などが挙げられ、手術が非常に難しく、難易度の高いものとなります。

01 上向きの鼻先(アップノーズ)
02 ねじれた鼻先(Twisted tip)
03 つままれたような鼻先(Pinching tip)
04 三角形の鼻孔(Nostril Notching, Alar retraction)
05 左右非対称の鼻孔(Asymmetric nostril)、曲がった鼻柱
06 外鼻弁の損傷(External valve insufficiency)
ここからは、鼻整形の中でも難しく難易度の高い分野である
「鼻先の変形」について詳しく見ていきます。
この症例研究は全6回のシリーズとして続きますので、ぜひご覧ください。
外鼻弁とは、鼻尖軟骨と鼻背軟骨が接する部分のことで、
二つの軟骨が接する境界面であるため、この部分は弱くなりやすいです。外鼻弁とは、鼻尖軟骨と鼻背軟骨が接する部分のことで、二つの軟骨が接する境界面であるため、この部分は弱くなりやすいです。この部分が内側に折れ込むと、鼻尖軟骨の近くで屋根が落ち込んだような形になり、息を吸うときに両側の鼻翼がへこむように引き込まれるため、鼻呼吸がしにくくなります。
この部分が内側に折れ込むと、鼻尖軟骨の近くで屋根が落ち込んだような形になり、
息を吸うときに両側の鼻翼がへこむように引き込まれるため、鼻呼吸がしにくくなります。
外鼻弁とは、鼻尖軟骨と鼻背軟骨が接する部分のことで、
二つの軟骨が接する境界面であるため、この部分は弱くなりやすいです。
この部分が内側に折れ込むと、鼻尖軟骨の近くで屋根が落ち込んだような形になり、
息を吸うときに両側の鼻翼がへこむように引き込まれるため、鼻呼吸がしにくくなります。
(原因)
鼻尖軟骨を縫い寄せる際に過度に折れ曲がってしまったり、
鼻尖軟骨が中央に寄ることで鼻翼の枠組みが弱くなったりすることが多くあります。
(解決方法)
外側脚の再配置、外側脚ストラット移植、外鼻弁移植
<使用する材料>
鼻中隔軟骨 / 肋軟骨 / 耳介軟骨

PH
4年前、他院で鼻尖縮小とシリコンによる隆鼻術を受けました。
CC
Pinching、Notching、鼻先の軟骨の透け
P/E
Pinchingが強く、鼻先に乗せた軟骨が透けて見えます。

つままれたようになっていた鼻翼が、手術後は広がりました。

右側に曲がっていた鼻先も、中央に戻ったことが確認できます。


PH
5年前、他院で鼻先を高くするために耳介軟骨でコルメラストラットを立てました。
CC
その後、鼻先がつままれたようになり、鼻づまりが現れました。
P/E
Pinching tipで、外鼻弁が狭くなっています。
以前の手術で鼻尖軟骨を強く寄せすぎた結果、 鼻尖軟骨がつままれたようになり、
内側に落ち込んで外鼻弁が狭くなっていたため、耳介軟骨を用いて外側脚ストラット移植を行いました。
(A) 手術中の写真で、鼻尖軟骨が寄せられてつままれたようになっている様子です。
(B) 耳介軟骨を採取し、外側脚ストラット移植に適した形に整えた状態です。
(C) 外側脚ストラット移植を行った様子です。
(A) 手術中の写真で、鼻尖軟骨が寄せられてつままれたようになっている様子です。
(B) 耳介軟骨を採取し、外側脚ストラット移植に適した形に整えた状態です。
(C) 外側脚ストラット移植を行った様子です。

外鼻弁が広がり、鼻呼吸が著しく改善しました。

手術後、鼻の中に落ち込んでいた鼻尖軟骨が上に持ち上がり、外鼻弁が広がりました。

外鼻弁が著しく広がったことが確認できます。
コルメラストラットを除去しても、鼻筋と鼻先の高さはほぼ同じです。
コルメラストラットを除去しても、鼻筋と鼻先の高さはほぼ同じです。