鼻先と鼻柱の曲がりを鼻プロテーゼと鼻中隔延長移植(SEG)の抜去で矯正した症例 Part2
鼻の手術後に鼻先と鼻柱が曲がり、鼻づまりを伴う症例は意外に多くみられます原因として挙げられるのは4つのケースです。
01. 鼻プロテーゼが曲がって入った場合02. コルメラストラットを固定する際の縫合が適切でなく、鼻柱が曲がった場合03. 鼻中隔延長移植を片側だけに当てた場合04. 鼻先にのせた軟骨移植が片側に偏って入った場合
鼻の手術後に鼻先と鼻柱が曲がったときは、このように正確な原因を把握し、一人ひとりに合った手術計画を立てることがもっとも重要です

右の鼻の中で突出していた軟骨は、鼻先を長く延ばすために移植したDerotation graftの一部が飛び出したものと判断されました。左の鼻の中では見えていませんでした。
鼻の中の切開(クローズ法)だけで、すべてのプロテーゼと移植軟骨を取り除きました。
手術後の様子では、鼻柱がまっすぐになり、鼻孔が対称になったことが確認できます。
手術後、鼻筋が中央に合ってまっすぐになり、鼻先の対称性も回復しました。鼻先はすっと立ち、自然な形になっています。
下から見ても鼻孔の対称性がよくなり、曲がっていた鼻先も中央に戻りました。
プロテーゼを抜去すると鼻が短く丸くなるのではと心配されることが多いのですが、実際はそうではありません。抜去手術後、鼻先がよりすっと立ち、長くなった様子がわかります。鼻背のラインは自然で、鼻筋もそれほど低くなっていません。