鞍鼻・拘縮鼻の修正手術

江南のある病院で3回にわたる鼻の手術を受けましたが、
鼻背が陥没して鞍鼻、反り鼻となり、
その後、拘縮が始まって鼻先が上を向くアップノーズになりました。
外見上、鼻の形が崩れると同時に、
機能面でも鼻づまり、頭痛、圧迫感、熱感などがあり、来院された症例です。

既往歴
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-6年前 鼻中隔軟骨とシリコンによる鼻整形(オープン法) => 鼻の形に満足できなかった
-5年前 鼻中隔軟骨とシリコンによる修正手術(オープン法) => 鼻背が陥没した軽い反り鼻、鼻先が硬く透けて見える
-4年前 側頭筋膜を鼻先にあてる修正手術(オープン法) => 軽い反り鼻は改善せず、鞍鼻の形、拘縮
問題点
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-美容面の問題: 鼻背が陥没した鞍鼻、軽い反り鼻、アップノーズ(拘縮鼻)
-機能面の問題: 鼻づまり、圧迫感、頭痛、熱感

この患者様は鼻中隔が弱くなっており、鼻背が陥没した鞍鼻になっています。
炎症(炎症反応)と拘縮がともに現れており、早急な改善が必要な状態です。
手術計画は、シリコン、被膜、炎症組織、瘢痕組織を除去したあと、
肋軟骨による鼻背の再建(“L” strut midvault reconstruction)、鼻延長、隆鼻術を行い、
鼻の審美的・機能的な問題をあわせて改善することにしました。

オープン法で内部を確認したところ、
鼻背の中央に長いシリコンプロテーゼがあり、その両脇にもそれぞれシリコンプロテーゼがありました。
これは、鞍鼻を補うために、陥没した鼻背の部分にシリコンをのせたものと思われます。
拘縮と炎症を解消するため、シリコンと被膜、硬い瘢痕組織を除去し、拘縮した皮膚をゆるめました。

鼻背の骨格を確認すると、鼻背の屋根(ULC)が開いていました。
鼻中隔側を確認すると、下方の2/3ほどの鼻中隔軟骨がなく、
メドポアに置き換えられていました。



失われた鼻背の2/3を、肋軟骨を用いて“L”字型に再建しました。
鼻先は耳介軟骨で高くし、
鼻背は同種真皮(MegaDerm)で高さと皮膚の厚みを補いました。

手術後1か月の様子で、皮膚が安定して治っています。
上を向いていた鼻先が十分に長くなり、へこんでいた鞍鼻がまっすぐになりました。
弱くなっていた鼻背の皮膚からシリコンが透けて浮き出ていた状態が改善し、
瘢痕組織によってでこぼこしていた鼻背が、厚みをもってまっすぐに整いました。

患者様は機能面でも鼻づまり、熱感、圧迫感がなくなり、
鼻呼吸が十分に改善して睡眠の質が良くなったと感想を伝えてくださいました。

患者様は機能面でも鼻づまり、熱感、圧迫感がなくなり、
鼻呼吸が十分に改善して睡眠の質が良くなったと感想を伝えてくださいました。