鼻尖軟骨再配置と鼻プロテーゼ抜去の症例 #5

鼻尖軟骨再配置と鼻プロテーゼ抜去の症例 #5
(Removal of nasal implant and tip cartilage reposition)

この症例の患者様は、12年前に他院で
オープン法でシリコン+鼻中隔支柱+ハンプ除去を受けました。
その後、鼻の中の鼻柱に問題が生じ、8年前にクローズ法で再矯正を受けました。
しかし再矯正手術の後も、鼻柱の内側に何かが飛び出しており、
軟骨が透けて見えること、鼻の形が以前と違うこと、圧迫感や刺すような感覚などを理由に当院を受診されました。
診察の結果、拘縮が現れており、そのために鼻先が上を向いた状態でした。
挿入されているシリコンプロテーゼは曲がっており、輪郭が外から見てわかる状態で、
鼻先も片側に偏り、鼻柱が傾いていました。
鼻孔は非対称で、鼻翼が引き上がる alar notching が見られました。

シリコン、被膜、コルメラストラット(columella strut)を取り除いた後、
「鼻尖軟骨再配置」(tip cartilage reposition)を行い、元の鼻の姿を取り戻せるよう手術しました。

鼻尖軟骨再配置と鼻プロテーゼ抜去から4か月後
曲がっていた鼻の形がまっすぐに整いました。
シリコンを抜去したことで、透けて見えていた輪郭がなくなり、
元の自然な鼻の姿に戻りました。
鼻柱の内側で飛び出していた部分の異物感も解消しました。

傾いていた鼻先と鼻柱がまっすぐになりました。
左右がそろわず不ぞろいだった鼻孔も、対称になりました。

拘縮によって上を向いていた鼻先が手術後に大きく下がり、
鼻筋が全体的に長くなり、すっきりと通った状態です。

患者様は、鼻に現れていたさまざまな問題が一度に改善し、
やわらかく自然な鼻先と鼻の形を得られたことに満足されていました。