シリコンと耳介軟骨による整形後に曲がった鼻柱と鼻孔、慢性炎症の症状を単純な除去だけで矯正した症例

隆鼻術の後、シリコンプロテーゼが片側に偏り、
鼻先と鼻柱まで曲がってしまうケースがよく見られます。
解決方法としては、オープン法で切開し、コルメラストラットを入れて鼻柱をまっすぐに立てます。
場合によっては、クローズ法による除去術と鼻尖軟骨の単純な再配置だけでこれを矯正できます。
このように鼻先と鼻柱の曲がりがひどくなく、片側に偏ったシリコンによって鼻尖軟骨が斜めに押されて
鼻先が曲がった場合には、クローズ法で切開した後、シリコンプロテーゼと鼻先に載せた軟骨移植を除去し、
押しやられていた鼻尖軟骨を中央に再配置することで、まっすぐ自然に矯正できます。

PH
若い女性で、10年前にシリコンと耳介軟骨で手術したことだけを覚えていた
CC
年に一、二度、鼻背が突っ張り、異物感があり、
鼻先に移植した軟骨が皮膚の表面に透け、輪郭が浮き出ている。
鼻先が左に偏り、鼻孔と鼻柱が傾いて非対称になっている。
P/E
鼻背が広く分厚く、眉間が高いため直線的な鼻背のラインになっており、
左側に鼻先と鼻柱が傾いている。

左の写真
直線的な鼻背のラインで、眉間が高すぎるため、
強く人工的な印象に見える
右の写真
抜去した「L」字型シリコンと被膜、
鼻先に載せられていた耳介軟骨

手術前に分厚く曲がっていた鼻背が、手術後はまっすぐですっきりしました。
左に寄っていた鼻先と、その上に透けていた軟骨移植がなくなり、自然でまっすぐになりました。

傾いていた鼻柱と鼻孔、そして鼻先がすべてまっすぐになりました。
手術後の鼻柱に手術跡がないことは、クローズ法で行ったことを示しています。

眉間が高すぎ、直線的で長く見えていた鼻背のラインが、
自然でやわらかな姿に変わりました。

除去後は鼻先がやや下がり、鼻背のラインが自然になったことが確認できます。