鼻尖軟骨再配置と鼻プロテーゼ抜去の症例 #1

鼻尖軟骨再配置と鼻プロテーゼ抜去の症例 #1
(Removal of nasal implant and tip cartilage reposition)

この患者様は20年前、他院で「L」型シリコンを用いた単純隆鼻術を受けました。
しかし4年ほど前から鼻先の形がねじれ、上を向いてきたように感じはじめ、
腫れや痛みはないものの鼻先の皮膚が赤くなる発赤が現れたため、当院を受診されました。
外見上、鼻孔が三角形に引き上げられた状態(nostril notching)で、
鼻先は削ったように角ばり、突っ張った状態でした。
拘縮によって鼻先が上を向き、鼻背のシリコンプロテーゼは
石灰化(calcification)によってざらついた手触りで、凹凸がありました。

手術内容
クローズ法でシリコンと被膜をきれいに取り除き、
鼻先の形が元の姿のように自然でやわらかな形になるよう、
上へ引き上げられていた鼻尖軟骨を再配置してゆるめました。

Removal of nasal implant and tip cartilage reposition
鼻尖軟骨再配置と鼻プロテーゼ抜去から4か月後
手術前に透けて輪郭が浮き出ていたシリコンと、鼻先の耳介軟骨の透けが改善されたことが確認できます。
手術後は鼻背がなめらかになり、皮膚の凹凸もなく鼻背のラインが自然になっています。
抜去後1か月と4か月で大きな違いはなく、本来の鼻のように安定して落ち着いています。

下方から見ても、鼻先がなめらかで自然に落ち着いています。

輪郭がはっきり浮き出ていたシリコンプロテーゼが抜去され、
丸みをおびて自然に通った形になり、拘縮によって上を向き
角ばって見えていた鼻も下がり、鼻先の形も自然になりました。

患者様が望まれていた整形前の姿に戻り、とても満足されていました。
外見上の問題だけでなく、鼻に現れていた圧迫感や頭痛などの機能的・心理的な問題も
あわせて改善されたとお話しくださいました。