クローズ法によるプロテーゼ抜去と鼻尖軟骨再配置

シリコンプロテーゼが片側に偏ると不自然な印象になり、
プロテーゼが鼻先まで届く長さの場合、鼻筋が曲がって見えるだけでなく、
鼻尖軟骨も片側に押されてしまい、
これにより鼻先まで傾いて見え、鼻孔の非対称まで現れます。
こうした問題がある場合、ほとんどの病院ではオープン法で切開してシリコンを抜去しながら、
自家軟骨を移植して鼻尖形成を行うのが一般的です。
しかし、このような場合でも、クローズ法でプロテーゼを抜去しながら鼻尖軟骨再配置によって、
曲がった鼻先の形と非対称な鼻孔を矯正することができます。
クローズ法で手術する場合、回復期間を著しく短縮でき、
手術の跡も残さないため、多くの利点が得られます。

PH
7年前、「L」型シリコンを鼻背に入れ、耳介軟骨でコルメラストラットと鼻尖軟骨移植の手術を受けた
CC
・鼻先と鼻孔が偏っており、非対称が強い
・ 鼻背はプロテーゼが透けて左側に寄り、鼻筋が曲がって見える

長い「L」字型シリコンを抜去するとともに、鼻先にのせられていた耳介軟骨、拘縮を引き起こす被膜を除去しました。

曲がっていた鼻筋と鼻孔が中央に戻り、鼻孔の対称性も著しく改善しています。全体的にゆがんでいた鼻の形が、自然にバランスの取れた状態になりました。

鼻柱が中央にまっすぐ整い、鼻孔の対称性も大きく改善しています。わずかな非対称は顔の非対称によるもので、鼻の構造上の対称性は整いました。

この患者様は、シリコンプロテーゼの抜去前、抜去すると鼻が低くならないか、鼻先が上を向かないか、鼻筋に凹凸が残らないかなどを心配されていましたが、鼻のバランスと機能が正常化し、自然な状態です。
