目尻再建術(目尻切開・下眼瞼下制後に現れる目尻の変形の種類と解決方法)

一般的に、目尻切開や下眼瞼下制(タレ目形成)を行う目的は2つあります。
1) 目が短く小さいため
2) 目尻が上がっているため
しかし、目尻切開や下眼瞼下制は、以前ご説明したとおり破壊的な手術です。
目尻部分の上下のまぶた(瞼板)を切開して広げ、
下まぶた(下眼瞼)を下へ移動させる手術です。
これにより
i) 「コ」の字変形
ii) 下まぶたの目尻側が外にめくれる眼瞼外反症
iii) 目尻のひどい傷跡などが残ります。

27歳の女性患者様は目が小さいと考え、数年前にある病院で目尻切開+下眼瞼下制の手術を受けられました。
左の写真は修正手術を受ける前で、目尻の変形がひどい様子です。
下眼瞼の瞼板(下まぶた)が下に垂れ、
i) 三白眼がひどく、
ii) 「コ」の字変形、
iii) 眼瞼外反症、そして
iv) 粘膜が目尻の外に出る変形が現れていました
右の写真は手術後4か月の様子です。

修正手術の前は、目尻が開いており、瞼板が眼球から離れて粘膜が外に見え、
瞼板が下を向く変形や傷跡などがありましたが、右の目尻が復元された様子です。
すべての問題が完全に解決されたことが確認できます。
つまり、目尻がとがった形にまとまり、瞼板は目尻に向かって上がる形になり、
瞼板は眼球にしっかり密着し、手術の跡もほとんど目立ちません。

左目も目尻切開の修正手術後、ほぼ元の姿に戻りました。

右の目尻に肉芽腫と粘膜の露出、「コ」の字変形が現れていましたが、
修正手術後、すべての変形が完全に復元され、傷跡も非常に薄くなったことが確認できます。