拘縮鼻手術の症例

1-1 鼻背と鼻先に厚い瘢痕組織が固まっている様子
1-2 鼻が上を向いて短くなり、アップノーズ(短鼻)になった様子
1-3 鼻先のつままれたような変形、ねじれ、鼻孔の非対称、Notchingなど、さまざまな鼻先の変形が現れた様子
1-4 鼻背のシリコンプロテーゼの輪郭がはっきりと浮き出ている様子

鼻先の上向き、つままれたような変形(Pinching)、鼻翼縁の挙上(Notching)、鼻孔の非対称、鼻柱の傾き

鼻先のねじれ、上向き、Notching、鼻孔の非対称、鼻柱の傾き

Notching、Pinching、鼻柱の傾き、鼻孔の非対称

Notching、鼻柱の傾き、鼻孔の非対称

1) 拘縮の原因となる シリコン、被膜、瘢痕組織を除去します。
2) 自家軟骨を用いて中間の軟骨と鼻尖軟骨の間隔を広げ、 鼻の長さを延長します。
もっともよく用いられる延長方法としては
- 肋軟骨を用いた鼻中隔延長移植または延長楔状移植。
- 耳介軟骨を用いたデローテーション移植 (Derotation graft)
3) 鼻背を高くしたい場合は、ヒト由来組織である同種真皮を使用して高くします。


症例1.
修正Point: 拘縮で鼻が短くなったため長さを延ばす、鼻筋の高さは現在の程度に。
既往歴: 20年前から3回にわたり、シリコンによる隆鼻術および鼻尖形成。
手術方法: シリコン、被膜、瘢痕組織を除去した後、耳介軟骨でデローテーション移植、同種真皮で隆鼻術。

症例2.
既往歴: 8年前からシリコンによる手術を4回受けた。
修正Point: 拘縮で鼻が上を向いたことと、さまざまな鼻先の変形を修正。鼻筋はバランスよく高くする。
手術方法: 耳介軟骨でデローテーション移植と鼻翼軟骨移植、同種真皮で隆鼻術。

症例3.
既往歴: 8年前から4回、シリコンによる手術を受けた。その後、鼻から分泌物が出て感染が続き、徐々に拘縮が現れた。
手術Point: 鼻が上を向き、さまざまな鼻先の変形が著しい。
手術方法: シリコン、被膜、瘢痕組織をすべて除去した後、自家肋軟骨で延長、外側脚ストラット移植、隆鼻術を行った。