鼻孔と鼻柱が曲がり、鼻づまりが強い患者様の矯正
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鼻孔と鼻柱が曲がり、鼻づまりが強い患者様の矯正

2019.10.10 16:31

鼻の手術後に鼻先と鼻柱が曲がり、鼻づまりがひどくなったという患者様をよくお見かけします。

こうした患者様の鼻の中を見ると、どちらか片側の鼻中隔の先端部分が鼻の中でふくらんで突き出ているのがわかりますが、

鼻中隔軟骨を採取して下側の鼻中隔軟骨(Caudal septum)に当てて、

鼻の長さを延ばしたり鼻先を高くしたりするときに用いる鼻中隔延長移植(SEG)がまさにその原因です。

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鼻中隔軟骨を用いた鼻中隔延長移植は、採取できる鼻中隔軟骨の量が多くないため、

両側に当てることができません。そのため、どちらか片側の鼻中隔の先端部分に当てて固定することになり、

鼻中隔の中心からやや外れ、長く伸びた延長移植が鼻先の皮膚の

緊張(tension)によって後ろへ押され、折れ曲がることもあります。

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ここに鼻尖軟骨を固定すると、鼻先が片側に傾きやすくなります。

このように折れ曲がって突出した延長移植は、鼻腔内でふくらんで突き出し、鼻の通り道を狭めるため、

鼻で呼吸することがかなりつらくなります。

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そのほか、鼻尖軟骨を縫合したり寄せたりする際に強く固定しすぎると、力が片側に偏って

鼻先が傾きます。また、鼻尖軟骨が中央で強く縛られると、軟骨が中央に寄って

折れ曲がり、こうなると鼻先がつままれたようになって呼吸がしにくくなります。

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このような場合、鼻中隔延長移植を除去することで、曲がった鼻柱と鼻先、鼻づまりを解消し、

再配置によって鼻先の位置と形を正常に戻すことができます。

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このように長さと高さを調整した後、鼻尖軟骨をここに固定すると、

鼻先の長さと高さも調整できるようになります。

ところが、図のように片側だけに当てた延長移植の先端に鼻尖軟骨を固定して

鼻先の長さと高さを出そうとすると、鼻先が片側に寄った形になりやすくなります。

このような場合には、鼻柱と鼻先がそちらへ傾くだけでなく、

鼻孔の非対称、鼻づまりの症状も現れます。

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P/H - 6年前、他院でシリコン+鼻中隔延長移植+鼻先への耳介軟骨移植。(鼻筋と鼻先を高くした)

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C.C - 手術直後から、左の鼻の中の鼻中隔の先端部分に突出したものが触れたとのこと。

これにより左の鼻で呼吸しにくく、鼻先が硬く固定されている。

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WW - すべて除去して、呼吸が楽になり、突出がなくなり、鼻先がやわらかくなることを希望。

鼻先の形は、元のように広がりすぎるのは望まない。

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手術計画 - オープン法でシリコン、被膜、鼻中隔延長移植、鼻先の耳介軟骨などをすべて除去し、

鼻先の曲がりとゆがみを矯正し、つままれたような鼻先も矯正。

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左の鼻孔で、鼻中隔が突出しているのを肉眼でも確認できます。

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手術中、鼻柱と鼻先が左側に偏っていることを確認できました。

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手術前に突出していた鼻中隔延長移植がなくなり、

手術後はなめらかな鼻中隔になりました。

P/H - 1回目は9年前、他院で鼻筋にシリコンプロテーゼ + 鼻先に耳介軟骨の支柱(オープン法)

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