拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例
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拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例

2025.08.13 13:53

 拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 1


鼻整形の後に生じた「拘縮鼻」

このほかにも、さまざまな副作用を抱えて鼻の修正手術を 

検討される方が多くいらっしゃいます。


鼻整形の後、

拘縮鼻+重度の鼻中隔弯曲+つままれたような鼻先

というお悩みを抱え、肋軟骨を用いて

修正手術を行った症例について

ご紹介します。


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 2


鼻の修正手術前、症状が現れていたときの様子です。


A. 鼻先がつままれたようになっており、

鼻孔の縁(alar rim)が引き上がり、

拘縮によって鼻の長さが

全体的に短くなっていることが分かります。


B. 鼻孔が三角形になり、

中央に頂点ができています(Notching)。


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 3


この患者様の症例を詳しく見ていきます。


PH:

20年前にシリコンによる鼻整形を受け、

→ 鼻先に物足りなさが残りました。

17年前にシリコンと耳介軟骨による鼻整形を受け、

→ 物足りない部分を補おうとしました。

10年前にシリコンを入れ直し、耳介軟骨を再採取しましたが、

→ 炎症が生じ、すぐに除去しました。

7年前に臀部の真皮で鼻整形を受けました。


CC:

このように鼻整形を繰り返した後、

鼻が上を向き、鼻孔が三角形に変わったため、

テープで鼻孔を隠して過ごしていたそうです。


P/E:

鼻中隔弯曲症(Septal deviation)と

右の鼻の中の鼻柱の突出、

右側の鼻背のへこみ、

Pinching & ala rim retractionがあり、

鼻の中の瘢痕組織も多い状態でした。


OP:

Septoplasty & 自家肋軟骨L-strut、

外側脚ストラット移植(LCSG)、 

MegaDermを用いた隆鼻術、

右の鼻の中への複合移植(composite graft)


このような手術計画により、

繰り返された鼻整形によって

崩れた鼻の構造を立て直し、

美容面 & 機能面の副作用を

改善する方針を立てました。


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 4


<手術前>


A. 鼻筋が曲がっており(鼻中隔弯曲症)、

鼻背は真皮移植のために

太く広がって見えます。

全体的に瘢痕組織が詰まっているのが感じられます。


B. 眉間と鼻背が厚く、

ふくらんでいます。


C. 鼻が大きく上を向き、

鼻先の形の変形が強い状態です。

(Pinchin, notching, alar rim retraction)


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 5


<手術の過程>


A. 右側の鼻柱の内側に突出が見られますが、

これは鼻尖軟骨が折れ曲がって生じた症状です。


B. 採取した肋軟骨と筋膜です。

軟骨がとても薄いため、

長さを延ばすのに使用します。

L字型の支柱と外側脚ストラット移植を行うには

量が足りなかったため、補助的に

小さな軟骨を追加で採取しました。

軟骨膜は、延長移植とスプレッダーグラフトの後に

鼻背を覆ってなめらかにするのに役立ちます。


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 6


A. 鼻背では瘢痕組織と真皮が絡み合って厚くなっており、

鼻中隔は傾いて曲がっています。

鼻尖軟骨は折れ曲がった状態です。


B. 鼻背と鼻先の瘢痕組織をすべて除去した後、

鼻中隔を剥離して正中へ

移動させました。


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 7


A. 鼻翼軟骨が残っていなかったため、

瘢痕組織で鼻翼軟骨の代わりとなる枠を作ります。


B. 瘢痕組織で作った鼻翼軟骨の枠に

肋軟骨で外側脚ストラット移植を行い、

鼻翼軟骨を復元します。


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 8


<手術前後>


つままれたように尖っていた鼻先が手術後、

自然に広がり、鼻翼も

丸みのある形になりました。


修正手術前は拘縮によって鼻が上を向き、

鼻孔が大きく見えていましたが、

手術後は鼻が十分に長くなり、

鼻孔が自然に隠れました。


S字に曲がっていた鼻筋も

修正手術後はまっすぐになりました。


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 9


修正手術前は鼻柱が傾き、

折れ曲がっていましたが、

まっすぐに立って伸びたことが分かります。


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 10


鼻先の拘縮によって上を向き、短く見えていた鼻と、

平たかった鼻翼も、

手術後は鼻筋がすっと伸びて

長くすっきりした印象になり、

鼻翼も丸みを帯びて

自然に変化しました。


拘縮鼻、重度の鼻中隔弯曲、つままれたような鼻先を肋軟骨で修正した症例 - 写真 11


側面から見ると、

鼻の長さが十分に延び、

まっすぐに整いました。


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